「サッカーノート」 の書き方? 〜 まずは自分を知るところから 〜
日本代表で活躍している(していた)サッカー選手が、
自分の目標設定や自己分析のために書いていた「サッカーノート」。
現在では多くの少年サッカークラブや、部活動などで導入されているそうです。
では「サッカーノート」って、何を書けばよいのでしょうか??
簡単なところでいえば、まずは自分のことです。
毎日の体重や身長、その日に食べたご飯の内容、もちろん練習内容などなど。
説明しても難しいので、ためしに例文を作ってみます。
【練習日の例文】
■■今日の自分■■
・日付:2010年1月13日(木)
・体重:75kg(起床時計測)、73kg(就寝時計測)
・身長:181cm
・練習環境:○○高校グランド(土、カラカラ)
・練習時間:2時間(18:00〜20:00)
・前日の就寝時間:22:00
・今日の起床時間:6:30
★チェックポイント?「体重は朝晩計る!」
運動前と運動後、就寝前と起床時では、当然ですが体重が違います。
自分の体がいまどうなっているのかを、きちんとチェックしておきましょう。
これにプラスして、体脂肪率やBMIなども計測しておけると、より優秀です。
★チェックポイント?「前日の就寝時間と当日の起床時間を書く!」
このように書けば、一目で「何時間寝たか」がわかるようになります。
睡眠時間はきちんと確保するべきですが、実は人によって「きちんと」という時間は、
まちまちだそうです。6時間寝ると調子が良い人もいれば、8時間でも足りない人も。
この項目をチェックしながら、自分に合った睡眠時間を見つけてください!
■■今日の食生活■■
・朝食:お米(茶碗2杯)、目玉焼き、ウインナー、黒豆、牛乳、ほうれん草のみそ汁
・昼食:学食のたぬきうどん(大盛)、いなり2個、コーラ
・間食:カレーパン、チョコレート、コーヒー牛乳
・夕食:お米(茶碗1杯)、鶏もも肉のバターソテー、納豆、ツナサラダ、大根のみそ汁
・水摂取量:2000cc、(朝400、昼0、部活中スポドリ1000、夜600)
★チェックポイント?「あまり意識しすぎずに」
最初は「何を食べたか」がわかるレベルで十分だと思います。
カロリー計算や1日30品目摂取などを意識しすぎると、一気に面倒くさくなります。
「ちょっとバランス悪いかも?」なんて気になりだしたら、考えるようにしましょう。
★チェックポイント?「1日の水の摂取量を把握する!」
スポーツ選手にとって「水」はとても重要になります。塩分・糖分・電解質など。
摂取不足でもダメですし、過剰摂取はもっとダメ。だから摂取量を把握しましょう。
ちなみに1度うがいをしてから飲む、ストローで飲むなどが効果的だそうです。
■■今日の練習■■
・アップ
・4対2ボールキープ
・センタリングシュート
・5対5パスゲーム(ゴールなし、10分)
・7対7ミニゲーム(ハーフコート、正規ゴール、キーパー有)
・ハーフコートダッシュ10本
・クールダウン
★チェックポイント?「好きなように、でも具体的に」
ここは図を書いてもいいですし、内容やポイントを細かく書いてもOKです。
思い出しながら書くことに意義があるのはもちろんのこと、
得意・苦手や、好き・嫌いなど、自分の長所と課題が見えてくるはずです。
■■今日のベストプレイ■■
・センタリングシュートで、ピンポイントのクロスが蹴れた
<なぜ?>
→合わせる相手をきちんと見て蹴れたから
→クロスを蹴るときのボールへの入り方が良かったから
→ボールの「どこを蹴るのか」をちゃんと意識して蹴れたから
<これをさらに良くするには?>
●もっと相手が合わせやすいボールを蹴る(速く、低く、回転しすぎず)
●成功率を上げる(8本蹴って3本が成功)
★チェックポイント?「1日1個、ベストプレイを!」
課題を浮き彫りにするのがサッカーノートの役目のひとつですが、
私自身は自分の得意なプレイに自信が持てるのも、ノートの効果だと思います。
だからここは仲間や監督に聞いたりせず、自分なりのベストを書きましょう!
得意な分野を磨くのか、課題を修正して成長するのか、それは自分次第ですよ!
■■今日の最悪プレイ■■
・パスゲームでパスミスばかりしてしまった
<なぜ?>
→トラップしてからパスする相手を探してしまったから
→次のパスを出しにくい位置でボールを受けることが多かったから
→味方とのコミュニケーションができていなかったから
<これを修正するには?>
●パスをもらう前の動き出しと、視野の確保、トラップを意識する
(これができるようになれば、ダイレクトでのパスももっと増える)
★チェックポイント?「なぜダメなのか、とことん考える」
悪かったプレイは案外、覚えているものだと思います。怒られたりするし(笑)。
なのでここでは「なぜできなかったのか?」を具体的に解いていきましょう。
例文を読むと、パスミスの原因はトラップと視野、ポジショニングとなっています。
「何を練習すればよいのか」をわかることが、成長の第一歩です!
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参考になりましたでしょうか?
サッカーノートは「書けば絶対にうまくなるもの」ではありませんが、
「書けば自分がどんなプレイヤーかがわかるもの」だと私は思います。
最初から全部を細かく書こうとすると、あっという間に飽きてしまいますから、
最初は小さなノートから始めてみて、慣れてきたら大きいノートに変えていきましょう。
それでは!
※次回は「試合用サッカーノートの書き方」を考えていこうと思います。